中学生にとって,教科書は英語学習の最初の入り口であり(他の教科にも言えることですが),いちばん大切に積み上げていかなければならないマテリアルであると言えます。
なのに,何故か
読むだけ,
文法を押さえるだけ,
覚えるだけ など
単発の学習として使われることが多いと感じています。
本来は教科書は,
英語のどの部分を強化するのか,
全体を通してどんな役割があるのか,
どうつながっていくのかなど
前後のつながりや各領域の意識を理解するのに
とても優れています。
巷でよく言われる
「教科書で教える」
そういう場合もあるかも知れませんが,
私自身の考えとしては
「教科書を(しっかり)教える」
という姿勢が英語などの言語学習のスタートとしては相応しいと考えています。
オリエンテーションとして取り組むべきこと
英語の実際の学習内容の前に,
6ページほど,【目標】【学び方】【学習内容】について子どもたちにも分かりやすい表現で書いてあります。
【目標】〜何ができるようになるかな
英語で世界とつながろう
英語以外にどんな言語があるか,英語圏の人口にも触れながら,コミュニケーションの手段として,英語を積極的に使おうと呼びかけています。

【学び方】〜どのように学ぶのかな
英語を学ぶ意義として,5領域(スピーキングが相互のやりとりと自己表現の2つに分かれる)と知識や技能が,目的場面状況に応じて使えるようにするということ。
また,学びのロードマップとして,
Unit0 小学校の学習の振り返り
Unit1〜5 小学校で学んだことを整理する
Unit6〜11 初めて出てくる表現を学ぼう
という括りを示しています。
今まで,英語においては小中連携がうまくできていないという課題があり,それをUnit0からUnit5までを使い,埋めていくのだということがわかります。
つまり小学校時代,学んできた英語科の表現の内容が中学校英語の文法学習の場面で腑に落ち,知的に結びついていく場面だと感じます。

【学習内容】〜何を学習するのかな
こちらは各学期における単元の取り扱い時期と,アイコンのもつ意味について知ることができます。
アイコンを使う英語の教科書は多いです。
英文で書くより,シンプルなアイコンの方が理解し易すいのです。
こちらももちろんSpeaking、Listening、Writing、Readingと網羅されています。

このように実際どのような目的で学習するのか、目的意識をはっきりもつことができます。
また,アイコンそのものが説明する意味がわかって効果的に使おうとし,重点的に力のつく領域も理解します。

