わかってくれる大人が一人いればいい

小、中、高等学校の免許を持ってはいましたが、教員を辞める時、すぐその後、未就学児を教えることになるとは思いませんでした。

子ども園での指導が始まり、続いて小学生への指導もスタートしました。小学生までのお子さんへのレッスンを一区切りとと考えていた私は、その頃中学生を教えるイメージはありませんでした。

小学生から見てきたお子さんが高校生になって、引き続き指導に携わらせていただくようになったことも想定外でした。

思いもしない展開の中で、自分自身の指導の幅を広げることができたと、今、振り返りながらありがたく思っています。

その中でも今年からグループレッスンとして正式にスタートした中学生のグループレッスン。日々、私にいろいろなことを教えてくれています。

個人での指導経験はあってもグループ指導という形で教えることは初めてで、うまくできるのかどうか最初、心配していた私です。
精神的には思春期という大切な時期に入ってくる子どもたちであり、そういった面でもうまくサポートできるのか不安だったからです。

今、改めて思うのは、中学生との心を通わせる時間というか、温かいやりとりを共有する時間は私にとってなくてはならない時間になっています。子どもの優しさにハッとすることも多く、仲間に対する気遣いが私に大切なことを教えてくれたりもします。

反抗期だったり、思春期だったりの難しい時期なのかもしれません。

大人のいうことなど聞いていられない、そんな心境になることもあるのかもしれません。

習い事や塾、色々な背景を抱えて参加してくれる子どもたち。

私としては、「大変だね。でもいつも頑張ってるね。」
「頑張っていること、よくわかっているよ。」
「いつか努力が形になるよ。」
そんなスタンスで受け止め、言葉にこそしませんが、
「見ていますよ。」といった姿勢は崩さないようにしたいと思っています。

今の時代、子どもたちにとって大変さや困難の多い環境の中で精一杯生きていると思います。
その中で頑張れるのは、やはりわかってあげられる大人が存在すること。
受け入れてくれる、見ていてくれる大人が一人でもいることで、子ども自身、次の段階へと進んでいけるのだと思います。

 

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