英単語が覚えられない

英単語がなかなか覚えられない…
そんな悩みをお持ちの方は多いと思います。

実は私もそうでした。
今やった単語が思い出せない、そんなことはしょっちゅうあります。

特に中級〜上級になると、日本独特の外来語経由での理解も難しい、馴染みのない単語ばかりになります。

なかなか単語を覚えられないのはなぜか。
そのわけは簡単で、その単語を脳が重要だと認識していないからなのです。

今回は英単語を覚えるコツと、復習の仕方についてお話しします。

単語が覚えられない理由

先に述べたように、単語をなかなか覚えられないのは、脳がその単語を重要だと認識していないからです。重要度が低ければ、短期記憶で覚えても長期記憶につながらず、単語の定着は難しくなります。
これは、記憶力の差というより、脳のもっている特性だといえます。

【記憶】

覚える→思い出す
短期記憶→長期記憶

記憶は思い出すところまでが記憶であり、そのためには覚えた事項を短期記憶から長期記憶へと移行させなければなりません。

そのためにはやはり反復復習、しかも効率の良い仕方を心がける必要があります。

反復復習の基本的な考え方

  1. エビングハウスの忘却曲線を意識する
    節約率は
    20分後に約50%
    1時間後に約60%
    になります。
    一般的には1日後に復習すると100%に戻り、あとは4日後、7日後といった復習のスパンが大切だと言われます。(繰り返せば繰り返すほど時間を省略できる)が、中級以上の英単語は関連づけも難しく、お子さんの持ち味で覚えやすさ、覚えにくさというのもあります。
    もう少し短いスパンで復習する例を後半でお話しします。
  2. 暗記に意味をもたせる
    なにも手がかりのないところで機会的に覚えるのは非常に効率が悪いです。脳がこの単語は重要だと認識するためにも、関連付けやイメージ化をいつも心がける用にしましょう。
    【効果的なイメージ化の例】
    ⚪️ 覚える単語の類語を考える。他の英語で置き換える
    ⚪️ 頭の中でイメージしたものを言葉にする 等
  3. 五感を使う
    ⚪️ 目で見て覚える
    ⚪️ 耳で聞いて覚える
    ⚪️ 手で書いて覚える
    ⚪️ 口で発音して覚える
    ※できるだけたくさんの五感を使って覚える方が定着します
  4. 覚える順序を工夫する
    書いて覚えるを繰り返すだけが暗記ではありません。むしろ、英単語を覚えるのには順序があります。英単語はまず読めることが先だからです。音声が聞けるものなら、先に音声を聞いて勉強しましょう。

    ① 音声を聞いて読めるようにする

    ② 単語を見て意味が言えるようにする

    ③ 音声を聞いて書けるようにする

    ④ 意味を見て書けるようにする英単語アプリでも書籍でもできるだけ音声を聞けるものを使いましょう。
    音声で聞き取れたものは、単語として理解できていないということになります。

  5. 覚えた単語と覚えていない単語を仕分ける
    覚えていない単語を覚えた単語と仕分けして、効率的に学習しましょう。⚪️単語帳であれば、覚えたものとそうでないものを別にする
    ⚪️英単語の本を使っているのであれば、小さなメモ帳などに書き出す。意味を書く時間がなければ、単語だけ書いていっても構いません。仕分けの作業を都度行い、単語の入れ替えをするようにしましょう。最近の単語アプリなどは間違った単語を集中して学習できるような作りになっています。

    英単語ターゲット1900

    キクタン キッズ

忘却曲線を利用した単語学習例

バス通学をする高校生の例で考えてみます。

① バスに乗った最初の15分間を単語の暗記に使う
② バスをおりる10分間を①の復習にあてる
② 始業前の10分間を①の復習に充てる
③ 帰りのバスの最初の15分間を覚えられなかった単語と次の単語を復習する
④ バスをおりる10分間を③の復習に充てる
⑤ 寝る前の20分を③と次の単語の復習に充てる

同じ単語だけを繰り返すのではなく、少しずつ新しいものを入れてリフレッシュするようにしましょう。
同じ事項だけの暗記の過度の繰り返しは、非効率という説もあります。

また、記憶したものは使えるように引き出せて初めて記憶したといえます。
アウトプットする場面を大切にして欲しいと思います。
例えば人に教えると定着するというのは理にかなっています。

暗記のスパンが短すぎて、他にもやることがたくさんあるのに難しい、と思われるかもしれません。

しかし暗記にしろ他の勉強にしろ、一定の成果を上げるためには繰り返し取り組むことは基本中の基本です。
まずは自分の隙間時間を英単語暗記のためにどこに設定するのかを明確にしましょう。
「隙間時間で覚えよう」ではなく「英単語はこの隙間時間で取り組もう」と時間を見出すこと。

多少の変更はあっても毎日続けることで、暗記そのものに慣れて、暗記のために費やす時間も短くなっていきます。
そういった毎日の取り組みこそ脳が暗記脳になっていく過程だと考えます。

あと付け加えておきたいのが感情を伴った暗記の仕方。
思考や感情を伴わない記憶は、重要ではないとみなされ、定着も悪くなります。できるだけポジティブな心持ちで取り組むことを心がけて欲しいものです。

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