小さな成功体験を積み重ねるとはよく言いますが,同じくらい小さな失敗体験を積み重ねることも大切にしてほしいと思います。
私もどちらかというと,失敗しないような育ち方をしてきたような気がします。
どちらかというと母親が極端な過干渉であり,その根っこには失敗させたくないという気持ちがあったことは今になるとよく理解できます。
鹿児島市内の中学校に3年次転入で,安全に安全を期してランクを下げて受験したり,女の子だからということもあったのでしょう。さまざまな場面で手をかけてもらったと同時に,慎重な育ち方をしてきました。そのせいか,かなり長い間,非常に心配性で引っ込み思案だったのです。
小さな成功体験を積み重ねることで,次の高みへのチャレンジ心も生まれることでしょう。
けれどそれと同じぐらい,小さな失敗体験を積み重ねることも大事だと,今になってつくづく思うのです。
大抵の失敗はやり直しがきくということ。
チャレンジしたことに意味があること。
それほど周りが気にしていないことにも気づくでしょう。
失敗を恐れずチャレンジする背景にあるのは,多少失敗してもなんとかなるという楽観的な思考であり,失敗してもいつか乗り越えられるという見通しであり,失敗しても続けてみようという根気強さだったりします。
その感覚を身につけられるのは,成功体験だけではなく,失敗体験も同様に必要なのです。

