CTPやORTなどを使って多読音読を指導しているわけですが,
いつも頭を悩ますのは著作権の問題です。
読みきかせや音読については
公衆口述権があり,
配慮する必要があります。
無償でやっていれば基本問題はありません。
ただ,無償であってもYouTubeなどにあげれば,
公衆送信権や複製に引っかかります。
公衆口述権もその場で読み聞かせが完結していれば問題ないのですが,録画録音といった操作が入ると著作権を侵害します。
では,絵本の表紙はどうでしょうか?
絵本の表紙は商品そのものと考えられ,無償であれば使用できるとの考え方が一般的です。
ただいずれにしても,許可を取るに越したことはありません。
何故,この表紙絵にこだわるかというと,
表紙絵は子どもの多読指導と密接な関係があるからなのです。
ある程度読みが進むまでは,子どもたちは
題名と今まで読んだ本を結びつけることが難しいのです。
もちろん題名も記しますが,
補助的に理解を促すものとして,表紙絵があった方が良いのです。
日本語の読書記録ノートですが,
以前ご紹介した,
『小学生100冊読書日記』
でも,使われる方法です。

このノートの場合,モチベーションの喚起が一番の目的だと思われます。
英語の多読音読でこの方式を使うのなら,
それはまさにアイコンとしての役割でしょう。
就学前,特に英語未習のお子さんにとっては
大きな助けとなる
アイコンとしての表紙絵の活用。
これをどうにかして,教材化したいと
いつも考えています。

