英語多読三原則とプラスする視点3つ

英語多読三原則はSSS学習法に基づくものであり、私たちの英語多読音読でも推奨しているベースの考え方になります。

特にSSS英語学習法の多読三原則は、初めて英語で多読をやろうと考えられる方には、大切な考え方になります。またこの3つの考え方の根本に流れる考え方は一つであり、表裏一体を成しているといえます。

ここでは、多読三原則について理解を深めながら、初めて取り組む方にも苦痛にならない3つの視点を付け加えて解説します。

SSS英語学習法については過去記事をご覧ください。

https://readaloud.ciao.jp/491/

SSS英語三原則〜①辞書は引かない

辞書を引かないとする理由はなんなのか

一番の理由は言うまでもなくその本が自分のレベルに合っていないからです。
辞書を引かなければ読み続けられない本は、自分の読みのレベルと合っているとは言えず、挫折する原因の一つにもなります。
特に多読を始めたばかりの方やお子さんは、モチベーションを持続させるためにも辞書を引かずに読み進められる本を選ぶようにしましょう。

また、辞書を引くたびに読みが分断され、本来の読書の楽しみを損なうということにもつながります。

これは日本語の読書に置きかえてみるとよく理解できることです。
日本人にとって日本語の絵本は母語であり、楽しんで読書をするときにたとえ意味のわからない言葉があったとしても、何度も何度も辞書を引いて調べながら読むということはないはずです。

英語の多読も全く同じことがいえます。
わからない単語があってもできるだけ前後の文章や文脈の中で理解していくことが大事であり、快適に読み進められるよう辞書を引くのは最小限にとどめましょう。

SSS英語三原則〜② わからないところは飛ばして読む

これも①の辞書を引かないということの表裏一体の側面ともいえます。辞書を引かずにどんどん読み進めていくとわからない箇所も出てきます。
その際、「今読んだところはどういった意味なのだろう。」と考えすぎるとそこで読書はストップしてしまいます。

今読んでいるストーリーの大筋が理解できているなら、わからないことを深追いするのではなく先へと読み進める方を選択してください。

そうすることで英語の読みのリズムは保たれますし、集中力を切らすこともありません。

SSS英語三原則〜③ つまらなくなったら止める

これも上記の①と②の別な側面といえます。楽しいと思えなくなったら多読を継続させることはできません。
多読音読を進める際の一番の基準は「楽しいかどうか」であり、それが多読音読を成功させる一番の秘訣にもなります。

プラス① 五感を活用する〜多読音読のすすめ

上記の3つの原則を心に留めながら多読音読を進めていこうという話をしました。

それでも多読をスタートさせたばかりの方は集中して読むことが難しかったり、どうしてもわからないことにとらわれがちになることもあると思います。

そこでSunny Kidsでは、多読に五感の活用、特に音読を取り入れることをお勧めしています。

それは五感を使うことで、

  • 読みの集中度が上がる
  • 読めているかどうかの確認ができる
  • アウトプットへの足がかりになるということが言えるからです。

・読みの集中度が上がる
文字を追っているようで追っていない、そういった経験は日本語の書籍でも経験のある方は多いと思います。音読をしたり音声を聞いたりすることで、目で追うときよりは文字への集中度は高まります。そうやって読んでも頭に入らない場合はやはりその本が適正なレベルでない場合が多いのです。

・読めているかどうかの確認
読み手自身の確認もそうですが、お子さんの多読などを進める場合は、読めているかどうかの確認にもなります。

多読に音読を加えるようになったわけについてはこちらから

https://readaloud.ciao.jp/660/

・アウトプットへの手掛かり
洋書絵本の朗読CDなど、読みと同時進行で聴きながら発話したり、シャドウイングしたりするとそれは立派なアウトプットの足掛かりとなります。
特に多読は『読む』『聴く』が中心のインプット作業とも言えるので、シャドウイングしながら言い回しを獲得していくことは、先々の英語のアウトプット『話す』『書く』にも役立つと言うわけです。
シャドウイングは通訳訓練法の一つでもあり、スピーキング力に大きく役立ちます。
サイマルアカデミー「シャドーイングとは」

プラス② 易しい本を大量に読む

自分のレベルにあった本を読むと言うことが推奨されますが、特に大人の方の多読になると、レベル的に背伸びをしがちです。
「こんな簡単な本を読んでいると思われるのは恥ずかしい。」そういった気持ちもよくわかりますし、多少の背伸びは良いのですが、それが読むことの楽しさを奪ってしまうとしたら問題です。

ですので、Sunny Kids では押し並べて易しい本を読むことを推奨しています。では、易しい本とはどのくらいのレベルを言うのでしょうか。
さまざまな考え方があると思いますが、ここでは70語ぐらいの絵本を読むことをおすすめします。
YL で言えばレベル0.2。Graded Readers(段階的に読みを上げていく本)のレベルであればStage2ぐらいからのスタートになります。
300語ぐらいまでのレベルの本を大量に読むことが、多読音読を苦痛にせず、かつ確実に英語力をつけてくれるものだと考えています。

YLに代表される読みやすさレベルについてはこちらから

https://readaloud.ciao.jp/473/

プラス③ 辞書機能を備えた電子書籍を活用する

先に辞書は引かないというお話をしました。が、どうしても意味がわからなければ読み進められない、気持ちが悪いという方もいらっしゃることでしょう。

そういった方のために電子書籍を活用することをおすすめします。
Kindleなど電子書籍はWi-Fi下であれば、わからない単語をハイライトにして「調べる」を押せば意味の出てくるものがあります。

これであればさほど読みを中断しなくても、リズム良く読み進められるのではないでしょうか?

https://readaloud.ciao.jp/1044/

まとめ

英語学習者にとって多読が有効であると言われてから久しいですが、そういった学習を目的としなくても、英語の多読にしろ日本語の読書にしろ、本を読むと言うことは本来楽しいものです。

その楽しさを損なわずに読み進められることが、結局は英語力向上につながっていくわけです。

今回は多読の基本ともいわれるSSS英語学習法の多読三原則に、初心者の陥りやすい短所(長続きできない、楽しくない、わからない)をカバーできるような3つの視点をプラスしてお伝えしてきました。

Sunny Kids Happy Momでは、大人から子どもまで多読初心者の方でも楽しく読み進められるような書籍、アクティビティを使って多読指導を行っています。たくさんの方が楽しく継続させながら多読を進めていけるようなサポートも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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