フラッシュカードについては賛否両論、メリットデメリットまで様々な意見があり、どれを信頼したら良いのか迷われる方もいらっしゃると思います。
フラッシュカードは大量の情報のインプットと集中力へのアプローチには効果があると思います。
けれど弊害もあります。
今回はフラッシュカードについてのメリットデメリットと、英語でフラッシュカードを使う際の注意点について書きたいと思います。
フラッシュカードとは?そのメリットとデメリット
フラッシュカードとは、絵や記号の書いてあるカードをリズムに合わせてテンポよく見せていくものです。
早いスピードで素早くめくっていくところが単語カードなどと少し異なります。
右脳が鍛えられるとも言われますが、確かなところはわかっていません。
① メリット
カード全体のイメージを一瞬でとらえていく活動なので、イメージとして情報を脳に刷り込むことができます。その結果、大量の情報をインプットしていくことができます。
また瞬時に映像として取り込むために、集中力も必要とします。かかる時間も短いため、間のびしたカードを読んでいく作業より効率的な学習と言えます。
② デメリット
大量の情報をインプットすることができますが、イメージによる映像記憶であり、体験や感情を伴った学びではありません。意味を持った学びからはかけ離れていると言えます。
また、一方的に流される情報を受け取るだけの受け身の学習であり、自主的な学びとも乖離しています。
英語でフラッシュカードを使う際の留意点
① 特にアルファベットなど単調な記憶学習に適している
あまり意味を持たないアルファベットの学習であれば、集中度を切らさずに学ぶことができます。
② できるだけ毎日少しずつ短時間の学習にとどめる
子どもが飽きてしまうことのないよう、1巡または短時間で終わらせるなどの工夫が必要です。
③ カードとは別に五感を使ったり、体験的な学びも取り入れるようにする。
りんごの絵カードを使うのであれば、実物を五感を使って確認する作業も必要です。
また驚きや感動など感情を伴った体験とリンクさせることも良いでしょう。
④ 映像記憶だけに頼らず、細部について問いかけたり、話し合ったりする。
りんごの色、手触り、食べる時期など、単語から派生する内容について触れることも大事になります。
子ども園などで、黙々とフラッシュカードを読み合う光景は奇異に映ります。
効率的な学習の裏には定着の悪さやその他の弊害が隠れているものです。
子どもの発達に合わせて丁寧なフォローをすることで、生きた学びとして、定着させていくことを心がけたいものです。

