教師の自己研修

教師の研修については,
教育基本法や教育公務員特例法の中で
義務とともに権利として明記されていました。

職場を離れての研修も大きな括りで認められていて,
多角的に教育をとらえ直したり,
外部社会で実践を積んだりと
初任当時は幅広く認められていて,
別な面で教師の面白さも感じることができました。

本を読むことも
映画を見ることも,
絵を見ることも
本人が学ぶという意識があれば,
全て研修として認められたわけです。

夏休みは県外の研修会に参加する
絶好のチャンスでした。
日本作文の会の全国大会に参加しながら,
その土地の社会的,道徳的な素材を見つけて,
持ち帰り,
子どもたちに還元するのは自分自身のモチベーション維持のためにも有意義なことでした。
懐かしい思い出です。

学校が終わると,
図書館で新書の朗読会をしたり,
放課後,逆上がりの自主研をしながら,
教具を作ったり
困り感のある子どもは,朝の職員朝会でも
さっと資料として1枚のプリントにまとめて配られ共通理解するなど,
オープンな学びの場があったような気がします。
地域の特別支援教育の世話係になり
毎月どんな研修内容で,
医療面からどの先生をお呼びして,
どんな実践報告会にするか
毎月頭を悩ませながらも充実した日々でした。

が、
今はさまざまな中で
教師の自主研修の場は限りなく
狭義のそれへと変わりつつあります。

職場を離れての自主研修は
実質不可能になってきています。

教員のあまりの忙しさに
放課後あるいは土日に集まって自主研修するところも限りなく少なくなりました。

その代わりに学校全体の研修テーマの比重が大きくなりました。
私も研修担当していた時期もあり,
それはそれで意味があったと感じています。

職員が相互に一つのテーマを練り上げていく面白さは
今も忘れられない思い出です。
何気ないやりとりの中から,
新しい授業のスタイルや理論的な裏付けが生まれることもありました。

けれど,
個人であるいは少人数で
同じテーマに興味を持つ者同士,
放課後集まって,時には夕食を挟んで
遅くまで研修していた日々が懐かしくなることがあります。

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