マークシートにも資格試験にも慣れていない小学生。
英検学習会で常に合格圏に入っているお子さんも、思いがけないミスをすることがあります。
今日は,小学生の多くが受験する5級、4級の内容と気をつけたいミスについてお話しします。
英検5級、4級それぞれの文法内容
【5級】

特に,大問1では,代名詞,疑問詞,前置詞,Be動詞一般動詞の疑問文の作り方答え方,がよく出題されます。
大問3の文法問題では,疑問文の作り方,助動詞,現在進行形,疑問詞,命令文表現が頻出の傾向です。
【4級】

4級では,大問1で比較級最上級,動名詞,未来形,一般動詞の過去形(不規則変化も含む)が頻出です。
大問3の文法問題では,There is, There areの表現や、shallなどの助動詞がよく出ます。
3級以上にはない,英検5級4級の共通事項
- 大問3に並べ替え問題がある。
実質文法問題になります。基本的な文型と主述の関係を知識としてもっておく必要があります。 - 英作文がない。
ひらがなを習い始めた小学一年生にいきなり作文を書かせるのが難しいように,中学英語の初歩の段階である5級4級では英作文は出題されません。裏を返すと,実際に書く問題がないため,英単語や英語の文章が書けないお子さんでも受験は可能ということになります。
特に5級4級の受験をする小学生に見られがちなミス
- 時間配分ができない。
筆記は5級が25分,4級が35分です。この2つの級で時間が足りないということはあまりないのですが,リスニングのポーズの10秒の時間に慣れずに聞き取りができず,気持ちを切り替えて次の問題に取り組むということも難しいことがあります。
実際に時間を計って解くことで,時間配分とマークシートに慣れておく必要があります。
腕時計はアナログを準備し,予定終了時刻に細いマステなどで印をつけておいても良いでしょう。 - マークシートに慣れていないがゆえのミス
マークシートが初めてというお子さんが多いのも小学生受験の特徴です。
マークの仕方が曖昧でミスをするというよりは,例えば同じ3の数字にマークが続くと,「次は3ではないだろう。」と,深読みをして間違うケース。冗談のようですが,意外と多い間違いです。答えに確信がもてないことも理由にあると思いますが,マークシートへの慣れの問題でもあります。 - 一旦解答した後、迷って正答を書き直してしまうケース
これも思った以上に多い印象です。4択問題は,小学生のうちは特に消去法を使うようにアドバイスしていますが,一旦答えた後,別の選択肢が正解のような気がしてしまう…。これは大人でもあることなのです。
明らかに間違っていると確信できず2択で迷ったら,最初に解答した方を選びなさいと言ってあります。実際最初に解答した答えが正答の場合が多いのです。
小学生の受験は経験値の浅さから,配慮すべき点がたくさんあります。できれば慣れた先生の準会場でリラックスして受験することをお勧めします。

