例えば就学前のお子さんのように英語に全く触れたことのない方と、アルファベットをはじめとして少しでも英語に触れたことのある方では多読の進め方は異なってきます。
とはいえ、「自分は英語を勉強してからかなり時間が経っているけど大丈夫かな?」とか「中学英語ぐらいの英語力でどのくらいの書籍から読んでいけばいいのだろう?」と不安に思われる方もいらっしゃると思います。
ここでは、中学英語程度の英語既習者の多読の進め方についてまとめてみました。
なお、SSS英語学習法についてはこちらの記事をご覧ください。
https://readaloud.ciao.jp/491/
英語既習者(英語を学んだことのある人)とは

中学英語を学習した方という位置付けで、解説します。This is a pen. 程度の理解でもこちらの多読の進め方をご参照ください。
アルファベットも知らないという方は、乳幼児からの多読の始め方の回で改めて解説します。
以下、中学英語を学習した方の多読の進め方になります。
自分に合った本を選ぶ
一冊で読む時間の見通しを立てる
音も併用しながら読む
記録する
読み進める際の留意点
一冊で読む時間の見通しを立てる
音も併用しながら読む
記録する
読み進める際の留意点
自分に合った本を選ぶ
自分に合った本を選ぶ。多読の一番の肝になる部分であり、一番難しいところでもあります。一番良いのは書籍を手に取ってみて、1ページ内にわからない単語が2個程度の本を選ぶことが大切です。
例えそれより少しわからない単語があっても、興味の分野で読み進めることが苦痛でない本であれば選んでも構いません。
どの本を読んだらいいか見当もつかないという方は、Oxford Reading TreeのStage1からじっくり読んでいくことをお勧めします。
書籍は取扱店舗でも購入できますが、オンラインでも購入できます。またOxford Reading Clubに入会するとレベルごとのリーディングチャートがついているため、選書の手間が省けてお勧めです。
1冊で読む時間の目安をもつ
まず、色々なサイトで取り上げられていますので、その書籍の語数を調べてみましょう。『洋書 語数』と検索しても見つかりますし、先に述べたSSS学習法のサイトでも無料の会員登録をすれば、語数検索をすることができます。
例えば、Oxford Reading TreeのStage4『The Magic Key』は 273語の語数の書籍になります。洋書を読む際、平均的なスピードは100語1分とされていますので、大体3分もあれば読める計算になります。
読む時間の見通しができたということは、1冊をどのくらいの時間で読めるという意味合いとは別に、これ以上時間のかかりすぎる書籍は、自分のレベルにレベルに合っていないという判断にもなります。
音も併用しながら読む
特に初級者のスタートには音を併用することをお勧めします。CDや音声の付属しているものもありますが、Kindleやデバイスの読み上げ機能を使う方法もあります。
また読み方もシャドウイングやリピーティングなど自分で発話する段階をもつと、英語での表現力も養われます。
記録する
英語の本を英語のまま読む習慣がつくまでは、記録をしてモチベーションを上げるのが良いでしょう。
SSS英語学習会による語数記録用のノートもありますし、語数を記録するアプリもあります。
ひとこと感想は、自分自身の内容理解の確認にもなります。長々とした感想文は要りませんが、内容を要約した手短な感想は大切です。
https://readaloud.ciao.jp/1373/
読み進める際の留意点
- SSS英語学習法でも述べられている読み進める上での三原則を守る
【多読三原則】
辞書を引かない
わからないところはとばす
つまらなくなったらやめる
辞書を引かない
わからないところはとばす
つまらなくなったらやめる
- 読みのスタイルを確認しておき、色々な読み方を試行する
黙読する
音声を聞きながら読む(文字を追う)
小さな声で音読する
音声を聴きながらシャドウイング(声に出す+文字を追う)
音声を聞きながら読む(文字を追う)
小さな声で音読する
音声を聴きながらシャドウイング(声に出す+文字を追う)
- 背伸びせず,自分のレベルかそれより易しい本を大量に読む
読めるようになると、レベルをあげたくなるものですが、できるだけ同じレベルを大量に読む方が力がつきます。 - 仲間を見つけたり、記録を発信したりして、長続きさせる工夫を取り入れる
同じレベルの本を読んでいても、特には飽きてしまったり、やめてしまったりすることもあるかと思います。同じように多読を進めている仲間がいると継続の励みになります。また、最近ではSNSで発信する人も増えています。読んでいる本の情報収集にもなりますし、モチベーションを保つにも良い方法です。 - 多読初心者の場合、同じ本を何冊も読むより、同じレベルの本をかえながら大量に読むことをお勧めします。100語程度のまたはそれ以下の本を何十回読無ことは、暗誦には役立つかもしれませんが、暗誦することが多読の目的ではありません。大量に読むことでたくさんの表現や言い回しに触れることができます。
まとめ

洋書の多読は、それ自体は取り掛かりやすく楽しんで取り組むことのできる英語学習法の一つです。
ただ、読む楽しさや英語力を実感するのは継続してこそなのです。継続する最大のコツは『自分のレベルに合った本を選ぶこと』。
当英語教室では、読みのレベルに合わせた多読の指導を行っています。自分の読みのレベルがわからない、何から読んだらいいかわからない方は遠慮なくお問い合わせください。



