フォニックス学習の欠点

フォニックスの欠点はズバリ、中途半端に教えると混乱を招く、という点にあります。

フォニックスは正しく発音するためのルールであり、英語圏で生まれた学習法です。
つまり、日々大量の英語に触れているお子さん用なのです。

なのでインプットが少ない状態で教えることはかなりリスクを伴います。

その欠点や陥りやすいミスを意識しておいて、丁寧に指導することが求められます。

フォニックスとは

フォニックスは、英語において正しい発音ができるようになるツールです。一文字一音グループに始まり、2文字子音、連続子音と、たくさんの発音のルールを覚えなければなりません。
しかも、発音の例外も多く、ルールに当てはまるのは75%とも言われます。全てのルールを網羅し、25%の例外(Sight word)も覚えるとすると、子供たちにとって大変な労力を要することになります。

フォニックスの欠点

  • 発音のルールが多い
  • 例外もたくさんある
  • 途中で辞めてしまうと、最初に習った発音で全てのアルファベットを読もうとする
    Apple(ア)→all(アル×)といったように、最初習った発音に引きずられてしまいます。
  • 英語圏の子どものように、英語のシャワーを浴びる環境ではないので、油断すると忘れてしまう。

体験談としてのフォニックスアルファベット学習

文字と絵をマッチングさせるカルタを時々ゲームで取り入れるのですが、”blueberries"と発話したとき、ブルーベリーのイラストとBlueberriesの文字を取ることは比較的用意にできます。

ところが、Blueberriesのカードだけ見せても、発音できない子がいます。

これは、one letter, one soundとしての”b”だけ発音を覚えていて、単語全体を認識していなくてもその単語カードを取ることができるというところからきています。

単語が読めるということと、綴りも含めた単語全体を認識することは違うということなのです。

その子の持ち味やそれぞれの注視の傾向にも左右されますが、できるだけ単語全体に目を向けられるようなサポートをしたいものです。

綴りを含めた単語全体を認識するために

① アナグラムのような単語の並び替えをしながら、正確な単語の綴りを意識させる。

② 単語を虫食い状態にして提示し、中に入るアルファベットを考えさせる。

③ 必ず発音を取り入れる。

④ あえて間違った発音で正確な綴りに気づかせる。

⑤ 他の発音の仕方はないか話し合う。

フォニックスと正確な単語の綴りは、何度も書いたら覚えるというものでもなく、子ども自身の集中力と注視力を高めていく取り組みを普段からやっていく必要があります。

正確に発音できない単語は、裏を返すとリスニングでも聞き取れないということになります。基本は大量のインプットがベースにあるということを忘れず、そのインプットの分だけ繰り返し学習することが、ひいては英語学習の近道になると信じて進めていくしかありません。

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